夜勤専従看護師のお仕事内容

夜勤専従看護師のお仕事内容
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夜勤専従看護師とは

夜勤専従看護師とは

女子でもできる夜勤のお仕事でイメージしやすいのは看護師ではないでしょうか。その中でも、夜勤を専門にして働く看護師のことを夜勤専従看護師と言います。常勤の人が夜勤をする場合、1か月のうちにできる回数に限度があるため、雇用形態としては非常勤としての雇用が多いようです。看護師は女性が多いので、結婚や出産などの関係で夜勤で働くことが難しいという人が多くいます。そのため、病院側にとっては夜勤専従で働いてくれる看護師の存在は非常にありがたいのです。特に独身の看護師に人気のある働き方です。ちなみにですが、夜勤とはいえ当然一般的な看護師と同様の技術を求められますし、看護師資格は必須です。

お仕事内容は様々

お仕事内容は様々

お仕事内容については配属される科によって異なります。例えば急性期病棟の場合は応急処置や手術補助など、その都度患者の症状に合わせた臨機応変な対応と技術が求められます。慢性期病棟であれば、患者の状態を観察し、些細な変化を見逃さないように細かなケアが必要になってきます。
勤務時間についても病院のシステムによって異なりますが、多くは2交代制か3交代制のどちらかです。一例を挙げると、2交代制の場合は「夜勤が18:30から9:30」、3交代制は「準夜勤が16:00から0:30」「深夜勤が0:00から8:30」といった感じです。

需要が高い

需要が高い

先述の通り、夜勤のみで働ける看護師は病院側にするととてもありがたく、そもそも業界全体として看護師自体が不足しているということもあり、夜勤専従看護師の需要は非常に高いです。現在いる看護師だけではなかなか現場が回らないという病院が多く、そこに夜勤専従看護師がいるだけでシフトの問題が一気に解消されるというメリットがあります。そのため採用に積極的な病院は多く、条件も良いものが多いです。
また、病院だけではなく老人ホームでも夜勤専従看護師の需要は高まっています。老人ホームでのお仕事内容は病院とは少し異なり、緊急時の対応よりは高齢者の生活を援助するようなお仕事が多いでしょう。ですので、高齢者に対してじっくりと向き合ってケアしていけるような看護師が向いているかもしれません。体力的にも、病棟で勤務するよりは楽なようです。
そして気になる給与ですが、夜勤の場合は手当がでますので、非常勤であっても常勤看護師と同等か、それより高い給与を得ることができます。具体的な金額で言うと、500万円前後の年収をもらっている看護師が多いようです。常勤の場合、夜勤に入れるのは月8回ほどですので、それに比べ夜勤専従看護師は10回以上の夜勤をすることになるため、その分年収は高くなります。